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彼方の思い/私の唄
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作詞 萩之介 |
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自分が我慢すれば済む事なら
そうするのが一番楽だ
誰かが傷つくことより
ずっとずっと慣れているから
自分が傷つくのが怖くて
先に他人を傷つけた
もうずっとそうしてきたから
最期は俺が
泣く番だろう
何故人に心などあるのだろうか
酷く冷徹なものならば
きっと邪魔にはならなかった
生暖かい身体など
少しも願っていなかったのに
願いが一つ叶うなら
心を失くしてと叫びたい
血など不要だと思うのならば
一滴残らず絞ればいい
あなたの腕が憎い
こんなにも心を掴む
あなたのその腕が憎い
繋いだ手を離さないでほしい
貴方でなく
俺が何処かへ行ってしまいそうだから
俺はおまえの手を離さない
離れたいと喚いても無理だから
俺の手首ごと
持って行けばいい
誇りがあるから結ばれた
誇りがあるから一緒に時を刻んでいられた
誇りがあるから俺たちは
一緒にいられなくなった
剣を振るうことだけでよかったあの頃
俺はなんて欲が深いのか
おまえを見てるだけで幸せだったあの頃
振り返ることも追い掛けることもしないよ
だって君はいつでも隣にいてくれるから
溢れる未来と溢れる感激と溢れる幸せと溢れる愛を
惜しみなく、君にささぐ
自分の未来は貴方の未来
貴方の夢は俺のプライド
この歌が歌い終わる前にあの坂を登りきれるだろうか
そうしたら貴方に逢える
そんな気がする
忘れてほしい
俺と出会う前の世界のすべてを
忘れてほしい
俺が伝えた、言葉のすべてを
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