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今
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作詞 夜爪 |
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街が軋むと哂うのは街灯の義務で
迷うはずも無くたどり着けもせず
まるで幽閉された遊具のように
錆びていくばかりの言葉と声と
問いただす時代の焦燥を感じ
走り出したのは深夜零時五分前
躓いた小石を踏みつけて思う
転がる世界の終わりは5日
統一感を求める大人の定義
いつだって誰かに依存して
不安定なことを言い訳にする
なに一つ間違っちゃいないけど
街が歪んで嗚咽を吐くその瞬間に
硝子の少女と純白の烏が踊りだす
それは凍結された自我のように
忘れていくばかりの歴史と想いと
取り乱す時代の快楽に触れて
振り返ったのは深夜零時五分前
嘲笑う星屑を見上げて思う
世界は5日も転がっていると
主張ばかりが先行する未来
いつだって誰かに固執して
不安定なものを愛してる
なに一つ間違っちゃいない
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