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虹色クレヨン
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作詞 雪之城朱雀 |
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次は何を描こうかな
お日様お月様
色んなものを
好きな色で塗ろう
どれも素敵に輝き出すから
あの日
いつものように
絵を描きに行ったらね
君が居たんだ
素敵なクレヨンを持って
それは虹色のクレヨン
どんなものを描いたって
素敵に輝く
魔法のクレヨン
見たことも無い
不思議な色に輝く
絵たちが綺麗で
ありがちなクレヨンで塗った
絵が可哀相に見えたの
君は笑って僕の絵を見た
「とても素敵だね」と笑って言ったの
どうして?君の絵の方が
とても素敵だよ
君は僕に渡した
一本のクレヨンは
虹色に輝く君の魔法のクレヨン
描いた絵は輝き出し
背景が無くたって
なんだか生き生きしてるの
夜空に輝いたお星様も
揺らぐお月様も
虹色のクレヨンで
眩しいくらいに輝き出すの
でも使っていくうちにクレヨンは
磨り減って小さくなっていくよ
なんだか寂しいな
泣けてきちゃうよ
君は僕の手を取って
言ってくれたの
「大丈夫、無くなっても、君の絵は素敵だからね」
僕は一生の中で
こんなに笑った事が無いと思うほどの
最高の笑顔で
「有り難う」って
君に言ったの
君は暖かな
笑顔で僕の手を握った
春の様な優しいぬくもりだった。
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