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普通
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作詞 秦夜 零 |
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普通って何だろう
みんなにいじめられたから
自分の居場所がないから
誰も信用できなくなったから
俺は学校に行けなくなった
俺は普通じゃないと言われた
だからいじめて良いんだと
その普通って何?
何を基準に普通なの?
色んな事言われたけど
ずっと我慢できた
でも「普通じゃない」
その言葉だけは
心の奥深くに突き刺さったまま
いつまでも俺を縛っている
普通なんて知らない
そんな言葉なんか存在しない
普通なんてあり得ないから
いくら言っても何も分からないのに
何度も同じ事を聞いてくる
それがどれだけ辛いか知らないだろ?
なのに分かったフリをする大人達
何も知らないから楽に接する奴
そんな奴らばかりの空間に
つい逃げ込んじまうのは
やっぱり俺がダメだからかな?
色んな空間を通ったけど
どこも安心できなかった
どこも似通っていた
「普通じゃない」空間
その言葉はいつまで俺を縛り
いつになったら解放してくれるのか
そんな事分からない
死ななければ解放されないなら
俺は死すらも恐れずに動くだろう
その思考が「普通じゃない」
そう言われる原因だったのかもしれない
今となっては分からないが
もし“そう”だったとしても
他人とは違うこの思考を
変えようとは思わないだろう
例えそれが死への道だとしても
俺まで自分を否定したくないから
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