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AとBの会話22 漫才と音楽の見事な融合(嘘) 恋をする編
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作詞 神瀬影光 |
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♪体育館の裏、 二人きりのベランダ
ラブレター、携帯のメール、面と向かって
ほろ苦く、そして甘くもあるあの言葉、
もう一度…告白
A「どうも『AとBだけどO型』です」
B「毎度どうも少しの間お付き合い頂きます。…早速なんですけどAさん、僕恋しちゃったみたいです」
A「うわぁ相手かわいそう」
B「のっけからストレートに傷つけるね」
A「誰好きになったの?」
B「お前も知ってるだろ?弁当屋のアイちゃんだよ」
A「おいB」
B「はい」
A「1人の隣人として言うぞ」
B「友人として言ってください。なんでお前と今から近所付き合いはじめんだよ」
A「やめとけ」
B「なんで」
A「お前が好きになるって事は、ばか女だ絶対」
B「ほっとけよ!うるせぇよ!最低だな!」
A「それにさぁ、俺常々思ってたんだけどさぁ、お前って絵師の雪舟に顔立ちが似てんだよ」
B「常々そんなつまらなくて、悲しいコトを考えていたのか…。しかも雪舟ってなんかコアだし」
A「それはともかくやめとけ」
B「だからなんでだよ」
A「お前見たいな男に、大事な一人娘だったらいいなぁって常々思っていたアイをやれるかっ!」
B「なんだよそれ!恐ろしくエゴに満ちた願望で変な親心育てるなよ!お前常々変な事考えすぎだよ!」
A「判った、八歩譲ろう」
B「微妙な歩数だなぁ、譲られた気がしない」
A「許してやるよ…」
B「…ありがとう、俺がんばるよ」
A「体を…」
B「キモいし意味わかんねぇよ!」
A「じゃあ告白の練習しなきゃな…。…よし、俺が練習相手になってやるよ」
B「マジかよ…悪いな…」
A「カポエラの…」
B「なんでだよっ!この流れは告白の練習相手だろうが!どうしてここに来てカポエラに興じるんだよ!」
A「告白の練習してやるよ」
B「もういいよ別に」
A「はっ!おじけづいたのか。敵を前にして、逃げるのかこのチキン野郎!」
B「何だよ突然!まだカポエラ選手のつもりかよ!」
A「ジダン選手も、こう蔑まれて頭突きをしたらしいですよ」
B「んなわけねぇだろ!いい加減にしろ!」
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