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悪魔
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作詞 729 |
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悪魔に追われる私は 必死で逃げていた
けれども悪魔は 何度も私を追いかける
この繰り返しが 何度続いただろうか
逃げきれたと思い 安心する私
けれども悪魔は 私に笑いかける
いつのまにか 私の隣にいるんだ
また私は 悪魔から逃げようとする
それでも悪魔は また追ってくる
ずっとずっと 私は走って逃げる
悪魔の罠に はまってしまった私
必死で逃げようと 体を動かしても
疲れた体は 動こうとしない
「苦しいか?」と薄笑いをする悪魔に
「いつまで 苦しめ続けるの?」と聞く私
悪魔は ただニヤリと笑うだけ
体が元気になると 私は悪魔から逃げた
後ろを向かずに 前だけを見て走った
悪魔の笑い声が 後ろから聞こえてくる
悪魔を無視して ずっと走る私は
いつのまにか 疲れきっていた
動かない体を 無理して走り続け
悪魔のいない世界へと 足を進める
もう少しで 悪魔から逃げきれる
そう思う私は もう大丈夫なんだと思ってた
残酷にも悪魔は 私の後をついて来る
「いい加減にしろ」悪魔にそう言ったって
笑って私を 追いかけてくる
もう ダメだと思ってた
そんな私に 天使は笑いかけてくれた
たった一度の チャンスをもらった
一か八かの賭けに 私は勝てるだろうか
負けたら私は 悪魔に苦しめられることになる
勝ったら私は 悪魔に解放されることになる
天使と悪魔 どちらが私に笑いかけてくるのだろうか
天使が笑いかけてくれる事を
私は願うけれど 私は悪魔に
勝つことができるのだろうか
この悪魔から 開放されることを
願って私は 賭けに挑む
たった一度の 天使からくれた
大事なチャンスで 私は勝ちたい
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