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夜経由朝行
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作詞 アルエ★ |
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太陽の巡業時 暗がりを巡るバスが行く。
飽きずに同じ道を今日もまた。
タイヤが道をこする音に身を任せて眠る人、
どうか覚めぬいい夢を。
街灯が滲むのは 目からこぼれる感情のせい。
切なげな世界だと感じられる一時へ、
夜の中を ウソ\でもいいから連れて行って。
見かけだけはいつまでも 変わらないでいるから
現実を見分けるのも、現実に掛け目をつけるのも、
心の甘さが自身を傷つけていた。
夢に限界を決める人、荷物を持って逃げる様に
望んでもいない道を行くつもりですか?
満月の帰り道 暗がりを巡りバスは行く。
朝焼けが浮く街を明日もまた。
疲れる日々を過ごす人に励ましの歩調を。
「流れ変わる景色だけ 変わらないでくれてた」
誰かがそう言うのも、誰かがそう泪するのも、
自分には解らないことと決め付けていた。
夢に限界は求めない。夜が明けたら朝が来る様に
いつだって通過するバス停は 辛さ経由成功行。
夜を破って朝を迎えたら、
同じ道を負けずに懲りずにバスが行く。
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