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雨の車
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作詞 holga |
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こうやってまた あなたの自分話を聞くのかな?
つまらなそうな素振りは大好きの1つ
本当は 夢中で話すあなたの声も話もあたしの一部
雨の中走る車のライトがまぶしい
最後に2人乗ったのは 晴れた夕方 暑さに勝てる夏のはじまり
雨の音 妙に居心地がいい
ぬれた道路を走る車 あなたを想い出すのに時間はかからない
夏が終わって あたしが年を重ねる冬が来ても あなたはそのまま
あたしの中 あの時のままの想い
そばにいて欲しかった 他の誰のそばにもいて欲しくなかった
雨の中 あたしを追い越して走っていった車
2人で過ごした夏の日は変わらない時間 暑さに負けそうになったのは
雨の音 少しだけ胸にささる
あたしは独りになって あなたはまた誰かに話してるんだろう
自分話の大好きなあなた
本当はもっと沢山聞きたかったのに、沢山問いかけたかったのに
あたしが話をするよりもあなたからあふれる言葉に耳を傾ける幸せ
知りたかった事は1つも分からないまま離れてしまったのに
だけど、あなたの声に包まれたあの時間があの夏の私の全てだったとして 次の夏を待とう
雨の止まない冬の中 あたしは、雨音にまぎれてまぶしすぎるライトを付けて 走り出そう
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