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禁忌
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作詞 涼空我 |
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愛しくて 恋しくて
触れたくて 抱き締めたくて
手に入れたくて 壊したくて
苦しくて 哀しくて
辛くて 寂しくて
憎くて でも好きで
前に目を凝らせば
貴方が居る気がして
思いっ切り手を伸ばせば
貴方に届く気がして
でも いくら目を凝らしても
貴方は何処にも居なくて
思いっ切り手を伸ばしても
貴方に触れる事は
出来なくて
唯 ただ
僕の手は冷たくて
貴方と出逢わなかったら
僕は苦しむ事は無かった
哀しむ事も無かった
辛くも無かった
貴方を愛しく想う事も
恋しく想う事も無かった
貴方と出逢って
僕は壊れてしまった
貴方と出逢って
僕は狂ってしまった
"貴方に出逢わなければ良かった"
そう思い そう願った
強く願えば願う程
僕は死んで行く
貴方はどんな時でも
美しく 強く 脆い
失くしたモノを取り戻す為に
身体を捧げ
生きる為に 命を捧げた
貴方は過ちと哀しみを
繰り返し
僕は闇と死を
繰り返す
決して交わる事は無かった
決して交わる事は赦されなかった
禁忌は犯された
貴方に出逢ってしまった
僕は全てを知った
貴方が憎かった
貴方を憎む事が赦されるのなら
貴方を壊す事が出来るのなら
僕は
貴方を愛していいですか
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