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オヤユビ紙ヒコーキ
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作詞 8×A |
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きみが出発する日の朝。ぼくは少し早く起きた。
見送りには行けなかったから、朝焼け輝く空を眺めたよ。
小さなベンチを出して2人、夢を語ったベランダ。
左側が少し寂しいけど、きみが選んだ道だから。
飛んでゆけっ、オヤユビ紙ヒコーキ。
ぼくの大切な言葉を乗せて。
今、想いを届けられるのはお前だけ。
寄り道せずに真っ直ぐ、きみへ。
今頃、きみの世界は。一体何時なのだろう。
未だに計算に戸惑うよ、違う時間生きてること自体不思議。
ぼくら互いに目指す場所があるから、そうだなぁ。
一緒に過ごせない辛さも否めないんだけど、ねぇ。
待ってたよっ、オヤユビ紙ヒコーキ。
良くぞ、きみの言葉届けてくれた。
今、ぼくら2人を繋ぐのはお前だけ。
さぁ、全速力で飛んでゆけ、きみへ。
ぼくらこの時代に会えて良かった。
じゃなきゃ、連絡さえも難しい。
親指1本で折りあげた紙ヒコーキ。
コイツに乗せきれない程、お互い、言いたいことはあるけれど。
飛んでゆけっ、オヤユビ紙ヒコーキ。
地球を一周する勢いで。
きみの元へっ、オヤユビ紙ヒコーキ。
会えない時間を埋めてくれ。
2人夢を叶えるその日まで。
また会えるその日まで。
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