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還る場所
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作詞 暗闇族 |
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人波に消える笑顔 変わらぬものは無くて
面影薄れてゆく 始まりの日も見えずに
君も街も僕でさえ みんな過ぎてゆく
僕の夢は遥か彼方 雲のゆく先よりも
凍える心溶かして
ぬくもり感じたい
光りを放つ星のように
生きていたい
果てない空を見上げ つぶやく言葉もなく
悲しさ強さにして明日を怖がらないで
鳥も花も緑もいつか朽ち果て 僕の夢も
いつかきっと消えてしまうけれど
雨上がりの虹の不思議な力があるなら
儚く散ってしまっても僕はかまわない
寄り添う肩もなくて
月に語りかける
涙で滲む色が優しく僕を包むから
影は密かに迫り
僕の心でひどく切ない声で笑い
胸を締め付けている
痛みを忘れられても 涙は枯れない
孤独を知って初めて綺麗な花を咲かす
それぞれ選んだ道 行き先は違うけど
変わらず消えない場所が胸の奥にあるから
風や雨や季節がいくつか過ぎたら
還る場所はみんな同じ
生まれる前の処
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