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置手紙
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作詞 館 伊織 |
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だって 無理なのです。
私は貴方と一緒には生きられません。
ずっと一緒に居たいと望んだ春。
ずっと一緒に居たいと言った秋。
ずっと一緒に居た冬。
そして幾らか時が通り過ぎ、
熱いものは 暖かいものになりました。
だけど 手に入ったものに
完璧で居て欲しいと思う様になり
出逢った頃は許せたものも
段々 許せなくなって来ました。
ずっと 一緒に居るからこそ
嫌なところばかり目に付くのです。
ああ 御免なさい。
私の勝手な期待のせいで
私が勝手に嫌いになってしまったのです。
御免なさい。
私はもう行きます。
もう誰とも一緒になりません。
こんな別れになってしまっても
まだ 貴方が好きだからです。
多分貴方と逢う事もないでしょう。
有難う。
貴方と過ごせてとても幸せでした。
有難う。御免なさい。
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