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アコースティックモーニング
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作詞 どぶはまり |
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壁に立てかけていたギターの
弦にそっと触れてみる
聴いた筈の音なのに
忘れていたか細い音色
暗い部屋の中では言葉も
天へきっと届かない
吐いて捨てるそれだけが
唯一出来る孤独の証明
目を瞑る度
耳を塞ぐ度
逃げ出したくなる現実は
より鮮明に心を蝕んでいくけれど
掻き乱されたように響く
あの希望でも不安でもない音は…
見えないその手を伸ばして
確かに触れるその1本は
やがて現れる 夜の向こう側を
目覚めさせるメロディーを奏でる
静粛な暗黒を打ち壊すように
確かにそこで響き続けながら
もう動き出すしかないなら
何だって抱え込んで前に進んでみせる
その先に待つものが
新たな孤独であったとしても
打ち壊し叫び続けて
打ち壊し響かせ続けて
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