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ただそれだけ
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作詞 Pocket |
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全部投げ捨ててしまおう
幸せになれるのなら
全部消し去ってしまおう
富が手に入るのなら
あなたもそしてあなたと過ごした日々も
もしこれが未来の僕に捧げられる
ただ一つの望みなら
全部投げ捨ててしまおう
全部消し去って…
11月の夜 寒かったあの日
公園のベンチに腰掛ける
一つの人影があった
僕はただうつむくばかり
寒さに震え 揺れるからだ
だれでもいい だれでもいい
僕の体を温めてと
ただ誰かに甘えたいだけ
一人じゃ何も出来ないから
誰かと寄り添っていたかった
一人じゃ何も出来ないから
誰かに甘えていたかったんだ
思ってたのはただ一つ
愛がほしいただそれだけ
“君と別れて半年経った
僕もいい人見つけたから
もう大丈夫さ”なんてね
だけどそんな作り話もやっと
作り話じゃなくなったんだ
あなたなら あなたなら
ずっと一緒にいたいと
勝手に運命感じてた
一人じゃ何も出来ないから
あなたと寄り添っていたかった
一人じゃ何も出来ないから
あなたを抱きしめていたかったんだ
思ってたのはただ一つ
あなたといたいただそれだけ
時の流れは単純で
止まる事なく動き続けてる
人の心だってそう
心の動きは
誰にも止められないでしょう?
あなたの心もそうだった
あなたもまたどこか遠くへと
だってそりゃ絶望でしょ?
いくらなんでも悲し過ぎる
心のより所が無くなったとき
不意に人はこう思う
全部投げ捨ててしまおう
幸せになれるのなら
全部消し去ってしまおう
富が手に入るのなら
でも、気付いたんだ
全部投げ捨ててどうなんの?
全部なくなっちまったら
それこそ本当の絶望さ
希望なんて無くなっても
また探せばいいんじゃない?
ダラダラしたっていいじゃない
いがいとそれが人生の
面白いところかもしんないってね
それだけで生きていこうと思えた
ただそれだけで
生きていこうと思えた
ただそれだけで
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