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黒い感情
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| 作詞 あつか |
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僕の中には 黒い感情がある
地震が起きれば とか
大型台風が直撃すれば とか
UFOとかが僕を連れ去ってくれれば とか
大きな事故が起これば とか
そうすれば
僕のつまらない世界は
一気にドキドキの世界へと変わって
生き生きした僕にかわるんじゃないかと
それで 人が死ぬって分かってる
それで 悲しむ人がいるってわかってる
それで 辛い思いをたくさんの人の胸に
深く刻みつけてしまうってわかってる
なんでこんな黒いこと考えるんだ
と自分を責めてみるけれど
それでも やっぱり こんなこと望んでしまう僕は
どこか壊れているんだろうか
今僕が生きる毎日
学校行って
怒られて 褒められて 疲れて 勉強して
人間関係に 埋められて
繰り返される 毎日
潰したい
自分の手では
潰そうと行動もしないくせに
言葉じゃ理解してるんだ
悪いこと考えてる って
だから
理性で押さえ込んでいるんだ
それが 余計に
つ ま ら な い
僕は黒い
というか 暗い
洞窟の中みたいに
奥にいくにつれて
だんだん光がなくなって
闇の世界
自分でさえ
どこまで 暗いのかわからないような
そんな 心を持ってる
僕だけなのかな
こんな不謹慎なこと思ってるの
本で読んだけど
この思い
本当に思春期だけの思いなのかな
「大人」になれば消える のかな
何故僕は 「ぼく」 で
君ではなくて
こんな顔で
こんな性格で
こんな…
ごちゃごちゃした
黒い感情
でも
それでこそ 僕なのかな
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