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The Sun
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作詞 MISAYA |
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行き急ぐ人の陰に隠れて 二度と来ない朝を待ってる
空には冷たい月と幾つか星が浮かんでた
太陽を奪われたこの街で 前を見て生きていく事は
あまりにも困難で 僕等は皆独りだった
手と手を取り合う事で 孤独じゃなくなるんだと
遠い世界から来た ある旅人が言っていた
例えそうだとして 独りじゃなくなるとしても
太陽に会えないなら 孤独よりも哀しいだけ
これ以上何も望めない 願いすら空に届かない
ただ一つ思うのは 次に生まれる時は
違う場所に生まれたい 太陽のない世界へ
そうすれば本当の孤独を 知らずに済むだろう
太陽なんて存在しないと ふと考えてみたりしてた
幼い頃の記憶を 自分で消し去ろうとして
もう涙も枯れ果てた そびえ立つビルの隙間に
汚れた花を見つける そのまま瞳を閉じたら
そっと旅立てるかな 夢見た場所へ行けるかな
「太陽に会えるのかな」飛び立つ新たな未来へ
掲げた掌が掴むのは あの太陽の光じゃなく
誰かの掌だろう 共に生きてゆくため
本当は求めていた 孤独から抜け出す術を
離れないように強く想う まだ見ぬ愛する人
過ぎてゆく時はひたすらに 僕等を忘れようとする
それを忘れずにいる それだけで生きてゆける
違う場所に生まれても 同じ場所に生まれても
僕は太陽に出会えるだろう 夢じゃない世界で
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