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屍(しかばね)
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作詞 スポンジ |
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この世にはいくつもの魔の手が存在している
それは身近に多い
先輩、後輩、先生、上司、友達、親戚、家族・・・。
死神は誰に変装しているかわからない
私の場合は家族だった。父親だった。
最近の死神は柄の長いカマではないらしい
鋭くとがった洋風のナイフ
青白く光る刃をみて目を細める
そしてニヤリと小さく笑う
もちろん死神は人を殺す。
素直な死神は苦しむ暇を与えないくらい
さっさと仕事をこなしてく
でも、たちの悪い死神は人をなぶり殺す。
死ぬきっかけだけ与える。
たとえば・・・ドラッグ
友達や先輩に変装する
そして標的(ターゲット)にドラッグを渡す
あとは標的がドラッグに溺れ、勝手に死んでいく
だからドラッグなんて使ったら死神の思うツボ
肉体の死を迎えるまでには
心と頭の死を2回も経験しなくてはならない
本当の死を迎えるまでは屍となってしまう
死神に打ち勝つ人はほとんどいない。
死神も進化を続けている
いつか私のもとへ再び死神が訪れたら
素直に魂を差し出そう
苦しむ間も与えてほしくないから
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