|
|
|
太陽と月
|
作詞 雪之城朱雀 |
|
僕が月なのだとしたら
君はきっと太陽なんだろう
僕が引っ込んじゃう時は
君はきっと目覚めるんだろう
月が太陽に恋しても
その思いは届かないよ
暖かな君の心を
冷たい僕の心は
冷やしてしまうよ
僕が太陽なのだとしたら
君はきっと月なんだろう
僕が引っ込んじゃったら
君はきっと顔を出すんだろう
太陽が月に恋しても
その恋は実らないよ
綺麗に照らす君を
紅く紅く照らす僕は
台無しにしてしまうよ
僕は君と正反対なんだ
君と僕はどうなっても
交わることは無いんだよ
君は幸せになってよ
僕は不幸にってもいいから
僕と君は逆なんだ
君と僕はどうなっても
恋が実ることは無いんだよ
君は二人になってよ
僕は一人になってもいいから
僕と君
交わらない
正反対
逆
白と黒みたいに
交わったら
君が汚れちゃうよ
君は綺麗なままでいて
僕は薄汚れていいから
善と悪みたいに
一緒になったら
君が罪に染まっちゃうよ
君は善い子のままでいて
僕は悪い子でいいから
光と闇みたいに
同じになったら
君の光を消しちゃうよ
君は光を照らし続けて
僕は光に消されていいから
どうか
君だけは
幸せになってほしいんだ
どうか
君だけは
二人になってほしいんだ
太陽と月
僕は今日も
君の真っ暗に
染まっている道を
照らそう
君に幸せが舞い降りるように
僕の命を削って
|
|
|