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自分という私の姿
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作詞 729 |
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自分の存在を確かめて
消えていないことを確認する
消えるのが怖くて
独り怯える私は
大事なものを 見落とす
下ばかり見ている私は
目の前になる 光でさえも
掴み取ることが出来ない
前を向いて歩こうとしても
過去ばかりを 振り返る
過去に縛られ 今を見ようとしない私は
自分自身を 見失う
翼をもたない私は 飛ぶことも出来ずに
いつも下から 空を眺めてる
翼が生えて 空を飛べたら
どんなに 気持ちがいいだろう
私は 距離をつくった
自分を守るために
瞳に込められた 悲しき願い
いずれ私の瞳は 濁り汚れてしまうだろう
自分ばかりを 守る私は
大切なものを 守れない
大切なものを 壊してしまうだろう
誰かを恨まずには いられなくて
自分自身を 恨む
自分自身を 消そうとする
その度に 心は黒く汚れていく
何もない 何も聞こえない
そんな場所に 行きたい
私は 汚れてしまったから
虚しく寂しい 願い
汚れた心は もう二度と
綺麗になることはないだろう
私はもう 汚れてしまったのだ
自分ばかりを守ろうとする
愚かな人間
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