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precipice
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作詞 牟 |
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幸せなんてそんなの要らない
背負うだけムダだし
その重さで
貴方の背中を見失う事の方が怖いから
貴方にすがれる腕が
貴方の足取りについていける脚が
貴方の感触を感じれる皮膚と神経が
すべて揃って 初めて
私は私になれる
置いて行かないで
ゴミだと思っていいから傍に固定させて
醜いだけだけど
それでも居場所を与えて居て
偽りでも慰めてくれるなら好き
生きるのを忘れ去る時
その反動で
貴方の体温を思い出せるのならば愛せる
貴方を見つける眼が
貴方と限界まで居られる意識が
貴方への怒りと哀しみを消去できる脳が
すべて動いて ようやく
私は私になれる
追放などしないで
微かな呼吸でもいいから響かせて居て
無力なだけでも
それでも居場所を与えて居て
どれだけ麻酔を打てば痛みは消えるの
どんなクスリを呑めば楽になれるの
排除なんてしないで
その指先だけでもいいから見させて居て
必要が無くても
それでも居場所を与えて居て
貴方を忘れるなら 生きる必要もないのだから
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