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華の都
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作詞 鬼蛹 |
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腐りかけた鉄の森に 僕は、今、立っています。
壊れかけた人の想いが 酷く、辛く、のしかかります。
幼い頃から憧れ続けた 華の都に 立っている
けれど…
叫びかけた刻の声に 僕は、今、揺らいでいます。
止まりかけた僕の想いは 消えて、溶けて、尽きていった。
囁く声に心を許せば 華の都は 腐りきった牙を剥く
煌びやかな摩天楼に 眼を奪われ続けた
幼い頃の僕を 裏切る光
闇に溶けた希望の声 手を振りほどかれてる
瞬くこともせずに 朽ちていくのでしょう
声亡き声を叫び続けるも 華の都の 人の波に掻き消えた
闇も、夜も、×××××
闇に浮かぶ摩天楼に 眼を塞いで嘆いて
流されている僕に 絶望一つ
固く握るナイフの刃で 手を落として叫んだ
虚言に満ちた街に 別れの紅い傷
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