|
|
|
水たまり。
|
作詞 秋桜 |
|
太陽が顔を出す。光が濡れた木々を照らしている。
黒板には目がくらむくらいの数式。
ため息を吐きながら眺める空は
小鳥の声が響き渡っている。
答え合わせでマイナスを忘れたけど
今の気分はプラスだから どうでもいいんだ。
突然飛んできたわたげが ノートの上に舞い降りた。
なんとなく手を伸ばしたけど
風とともにわたげは 宙を踊る。
水たまりが そんなわたげを映してた。
あの水たまりもいつか 消えてしまうのだろうか?
そんなコトを考えながら 私は蒼い空を見上げた。
黒板の数式はまた形を変えていくけど
私は外だけを見つめる。
水たまりは 空に架かる虹を映し出し
わたげは 嬉しそうに旅をする。
そして私は 退屈な時間を過ごしてく・・・。
|
|
|