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夜
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作詞 一途 |
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雨上がり冷たい風の匂いに癒されて
消失点のない灰黒の海に憧れて
生臭い磯の匂いはなんとなく落ち着く
少し冷たいお尻も君といれば忘れて
君は防波の上でチョコをかじる
口移しで僕も少しもらう
ああ 二人で
夜になりたい 梅雨の感覚の中で溶けて
染み込みたい 熱を持ってゆっくりと
隅で静かに照る月の世界に憧れて
やたら尖がりの冷たい空気に包まれて
弱ったフナムシを小指に乗せる
ひざ上の君の顔にキスをする
ああ 二人で
夜になりたい 脱け出して来世は選ばない
つながりたい 快楽の儀式じゃなく
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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