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最後の薔薇
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作詞 ドクダミ |
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貴方がくれた最後の薔薇は
静かに砕け散った
緩やかな傾斜を下って
水に溶けた
当たり前のように暗い闇は
心 曇らせて抜けてゆくの
何もかも、要らないと思った
一輪の花が 枯れるまでは
奪って自分のものにして
狂って全てを壊しても
残るのは悲しみだけ 抱きしめられない
貴方がくれた最後の薔薇は
静かに砕け散った
緩やかな傾斜を下って
水に溶けた
あの想(おもい)のように 淡い空は
体 絞めつける感情を
何もかも、怖い筈が無かった
一輪の花を 失うまでは
奪って自分のものにして
狂って全てを壊しても
残るのは悲しみだけ 抱きしめられない
全部 忘れられたら
涙を消すことが出来るの?
痛みの奥に隠れた 面影に寄り添ってた
貴方が告げた最後の言葉
"さよなら"の背中と
"ありがとう"の本当の意味
夢に溶けて
二人で描いた日々は"薔薇"
"愛"の字の中で
自然と笑っていた顔だけ
水に溶けた
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