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通勤電車
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作詞 木野さんご |
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何の変哲もない通勤電車
今日も僕を目的地へと運ぶ
ぼーっと見つめた空がやけに青くて
何だか込み上げるものがあったのは内緒にしておこう。
雑踏の中の駅は今日も一緒で
やっぱり昨日と一緒の僕が居た
スーツと言う名のコルセットはガチガチで
動きづらいったらねェな
いっそ脱いでしまえたら楽なのに
そんな勇気が僕にあるはずもない。
何の変哲もない通勤電車
今日も僕を目的地へと運ぶ
差し込んだ光がやけに暖かくて
何だか込み上げるものがあったのは内緒にしておこう。
いつも見かける大きな川のある駅がある
降りてしまいたい、そう思うだけの僕
毎日羨んで羨んで
情けないったらねェな
いっそ降りてしまえば良いのに
そんな勇気が僕にあるはずもない。
何の変哲もない通勤電車
今日も僕を目的地へと運ぶ
羨んだ川で魚が跳ねたような気がして
柄にもなく微笑んだ事は内緒にしておこう。
何の変哲もない通勤電車
今日も僕を目的地へと運ぶ
ぼーっと見つめた空がやけに青くて
何だか込み上げるものがあったのはやっぱり、内緒にしておこう。
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