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電話
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作詞 凛玖 |
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午前三時に鳴り響いた 聞きなれたあの電子音
液晶に浮かぶ君の名前 薄暗い部屋淡い光がともる
君の声が頭によぎり しまいこんだ記憶引き出す
懐かしいあの衝動が 今でも僕の胸を熱く唸らせる
こんな時間に電話なんて 自由に生きる君らしいね
はにかむように笑う君の 笑顔がとても大好きだった
大切に鍵をかけて しまいこんだ君への気持ち
サヨナラ告げたあの時の 君の笑顔が嘘っぽくて
どうしてもこの想いが 心の奥で長年燻ってる
君の香りが恋しくて 思い出の場所何度も探し
逢わないかなと心躍らせ 逢えなくてまた心寂しく泣く
色褪せた写真みたいに ぼやけて誤魔化してきた
あの想いが一気に蘇って 泣きそうになって少し焦るよ
大切に綿で包(くる)んで 守ってきた君への気持ち
長い間流れ続けた 寂しく響くこの電子音
液晶に浮かぶ君の名前 溢れ出した君への想い
君の声が聞きたくて 元気でいるか知りたくて
震える手で携帯握り やっとの思いでボタンを押す
大切に鍵をかけて しまいこんだ君への気持ち
大切に綿で包(くる)んで 守ってきた君への気持ち
この気持ちはどこへ?君の元には届かないのか?
そんな悲しいすれ違い 僕は もう したくないよ
君の想いが知りたくて きみの心に触れたくて
瞳を閉じて深呼吸 そして擦れた声を絞り出す
・・・・・・君に逢いたい。
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