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たんぽぽに会いに行こうよ
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作詞 テンテン |
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春待ちわびて少し早咲きの
たんぽぽが風に揺れてる
道路わきのどこにでもある小さな花を
君はいつも愛しそうに見ていたのに
今は黙ったまま通り過ぎる
無邪気に遊ぶ子供の姿が
大好きなのと夕暮れまで
公園のベンチに座って
君はいつも優しく微笑んでいたのに
今は下を向いたまま時間が過ぎるのを待ってる
部屋の窓辺に飾ってある君の笑顔を取り戻したくて
力いっぱい叫んだんだよ
届かない声は宙(そら)に儚く消えて
僕は自分を責め続けた
”生きてく力がどこにもないの”と
あの夏から繰り返しつぶやく君は
同じペ−ジの日記を開いたまま
次の季節を白紙にしている
”ずっと一緒”の言葉をなぞる
君の指から目が逸らせない
”ごめんね”
あの夏から繰り返しつぶやく僕も
どこにもいけずにいるけれど本当は
”君の心配”を理由に
君から離れられずにいるんだ
机の引き出しにしまってある
いくつもの君の笑顔を取り戻したくて
力いっぱい叫んだんだよ
届きそうな声は宙(そら)にじんわり消える
伝えたいのは僕の存在じゃなくて
このあふれる気持ち
”ごめんね”
ずっといつまでもそばで笑って君を守り続けたかった
でももう君に触れることさえも出来ないから
”ごめんね”
だけどこの場所から見守っていくと誓うよ
守っていくといつか決めた時と同じ強さで
優しい君を あの笑顔をもう一度
君にもうこの声が届かなくても
ほら感じて 僕はここにいるよ
開いたペ−ジ
”ずっと一緒”に続いてく誓い
”もしも死んでも愛してる”
そして君がいつか誰かを心から愛して
愛される時がくるように
今はかなりの僕の強がり
心の隅の隅で祈ってる
大切な君がいつまでも幸せであるように
君の心の隣りで祈ってるよ
さぁ僕の好きな笑顔を見せて
風に優しく強く揺れる
たんぽぽたちに会いに行こう
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