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無題
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作詞 環 |
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窓の外を 眺めてたんだ
流れる景色を ただぼんやりと
降りよう なんて思わなかった
降りる駅を識らなかったから
僕は 走って
花は 遊んで
雲は 泳いだ
それだけで 仕合せ
ある時ふっと 気が付いたんだ
向いにあの娘がいないってこと
取立て 焦りは感じなかった
ただ 成り行きに身を任せてた
僕は 走って
木々は 流れて
風は 吹き込んだ
それだけで 仕合せ
ある時僕は 見てしまったんだ
窓の外の世界を歩く 君
僕は声の限りに 叫んで
君の名前を・・・・・
僕は 走って
君は 流れた
僕は 走って
独りぼっちだ
どうか
お願いだから
誰も
もう僕をおいて行かないで
僕は汽車から降りられないから
どうか
お願いだから
誰も
もう汽車を降りて行かないで
僕は降りる駅を識らないから
どうか
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