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交換ノート 4章
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作詞 美和 |
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朝一番に起き
一番に学校に着いて
待ち伏せした
あいつに「ありがとう」
なんて言うのは照れくさかった
みっともないような気がした
けど言った ノート渡した
あいつは相変わらず無表情
受け取り姿を消した
涙ひとつ見せないで
コトバひとつ交わさないで
笑顔ひとつ見せないで
次の日机の中に何かが入っていた
ノートだった
あの空白だったノート。
一番前から文章を読み直した
やっぱり涙は止まらない
文字が滲んでった
後少し残っているハズだったページ数
けれど何かがぎっしり書かれていた
あいつの字だった
「ごめん・ありがとう」だって…
傷つくことも嬉しいことも
いっぱい書いてあった
本音で語りあえる相手って
あいつだけだったんだな…
大好きだから
また会えるよね
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