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SAD
作詞 Lucia
この掌から 大切なモノが零れた時
僕のこの目には何が映るのだろう
この心から あの人が出ていってしまえば
僕の心には何が残るのだろうか

考えたくもない 現実と理想の狭間の中で
どこかに逃げてしまいたいほどの 現実逃避だろうか

君がいなくなれば 僕は悲しみを歌う
この世で唯一不幸な男と 哀れな姿を込めた声を
もしこの悲しい声が 君の心に響いたのなら
僕をもう一度拾いに来て 捨てられた寂しい猫だから


この瞳から 君の姿がなくなってしまえば
僕の身体は なにを忘れるのだろう
この唇から 君が離れていってしまったら
僕の全てから なにが取り除かれるのだろう

忘れることもできない あの頃はしゃいだ日々
どこか深くしずみたいくらいの deep down

君がいなくなれば 僕は悲しみを歌う
この世で生きる資格を無くした あの日の僕だから
もしこの悲しい声が 今の君に聞こえたなら
もう一度愛して欲しい 叶わない夢と分かっていても


独りの夜も夜風に凍えていて 身体震えても
君はもういない 抱き締められない この現実は
誰にも変えられないのだから

君がいなくなれば 僕は悲しみを歌う
この世で唯一不幸な男と 哀れな姿を込めた声を
もしこの悲しい声が 君の心に響いたのなら
僕をもう一度拾いに来て 捨てられた寂しい猫だから

君が消えてしまえば 僕は悲しみを歌うだろう
この雨の中で 膝を抱えながら どこまでも独りで
もしこの歌声を君に 聞かせてあげれるのなら
偽りが現実に変わらなくても 僕はずっと歌うだろう

もう帰る場所もなく ただ独りで

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歌詞タイトル SAD
公開日 2006/05/08
ジャンル ポップス
カテゴリ 失恋
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