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遠花火
作詞 哀流
二人乗り遠く遠く漕いでく
君の髪香る 月の下で舞った

風が流れてる君が笑う
道が流れてく遠く向こう
浴衣の色が月に染まる
車のランプに頬が染まる

ずっとずっと君と歩いてきた
この道を今二人で趨りゆく
石ころを撥ねて音がなった
君は黙ったまま息を吸い込む

君の香りが僕を包む
わざとゆっくりペダルを漕ぐ
花火大会 間に合うかな
背中を合わせて心音が重なる
ゆっくりゆっくりひとつになる

大きな花火が遠く咲いた
道ばたの花が少し妬いた

きっともっと近く 聞こえてきた
この道の先二人で紡ぎだす
泥水を撥ねて顔にかかった
君が笑った今 時が止まれば

君の笑顔が時を揺らす
過去と未来の隔てを解く
この先ずっと 一緒かな
背中を合わせて想い重なる
ゆっくりゆっくりひとつになる

二人乗り遠く遠く漕いでく
君の髪香る 月の下で舞った

君の香りが僕を包む
わざとゆっくりペダルを漕ぐ
花火大会 間に合うかな
背中を合わせて心音が重なる
ゆっくりゆっくりひとつになる

大きな花火がまた咲いた
道ばたの花が上を向いた...

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歌詞タイトル 遠花火
公開日 2006/05/08
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ
コメント えー、ちょっと季節を先取り。夏イメージの作品です。「心音」=「おと」と読んでください。
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