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パチンコ玉
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作詞 銀歯 |
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帰り道の途中拾った 銀に輝く球体
それの価値を知りもしない僕は
一人で密かに喜んだ
それが僕には何かわからなくて
銀色に光ってるこの玉の
土を掃って磨いたとたん
玉の輝きは一段増した
もうあの日には戻れないけど
今僕の手には確かにある
子供の僕が大事にしてた
道端で拾ったパチンコ玉
時が経つにつれて
玉のこともすっかり忘れて
飛び立った世界は広すぎて
僕の翼じゃ飛べないと知った
もうあの時には戻れない
僕の手元から離れた時も
パチンコ玉は離れないで
静かに僕を待っていた
みんなが拒んでも みんなは進んでく
時間の流れは止められない
年老いて朽ちるが人の運命
そう思っていた僕の見方を
パチンコ玉が変えてくれた
もうあの日には戻れないけど
僕の手元にはこの玉がある
子供の頃の僕が残してくれた
たった1つの宝物
無限の価値が宿る球体
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