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涙の海
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作詞 nakashima |
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ねぇあたしが言ったこと少し嘘だとしても
あなたは可愛いなんて言ってくれないよね
ただ川のように流れに沿って時を辿るけど
瞳までごまかすことをあなたは出来ない
光に反射する目の奥には
あたしには敵わない誰かがいるんだわ
『さようなら』は止まらない
海のようにひいては帰ってしまう
涙はあたしの頬に伝って乾いて跡になる
まつげもしおれて朝になる
鏡に映った月は何を思ったのか分からなかった
もう恋なんて考えないわ
辛いし心臓に傷が付くくらい音が鳴り響くんだ
そう愛なんかいらないよ ただねあたしが抱けるなら
傷を撫でる温もりが欲しかった
闇にかかった目の奥には
あなたの弱さと臆病なとこが溶けてるんだわ
ずっと知っていたんだよ
言う勇気を持ってなかっただけ
涙はあたしの心を水浸しにして痕になる
海は広くて嫌になる
絵葉書のように箱に納められれば動けないのに
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