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君の帰りを待っている
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作詞 ゆきと |
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やせた腕 こけた頬
うるむ瞳 虚脱感
僕は働けない
ニートだから
ボロアパートの一室で
僕は君の帰りを待っている
僕なんかを養うために
無理して働く君の帰りを…
僕は君を守れない
この無力さを 非力を
嘆くばかりなんだ
毎日の日課は 呼吸…
そのうち骨と皮だけになるんだ
いつかは呼吸が苦しくなって
干からびるように
朽ちていくんだろうな
そうなる前に
僕は君を楽にしてあげたい
心から思うよ だから今
出刃包丁を握り締めて
安らかに眠る君の
悲しげな 物憂げな
その喉元を すっと
切り裂いてしまうんだ
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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