|
|
|
殻
|
作詞 牟 |
|
見ていないつもり
ただ地面が平らであれば そこを歩けるのだから
勘付かれる前に
居なくなればいいのだから
鏡がないなら
自分の身体に縋り付いて居る泥なんて
払い落とせない
どれだけ視線を手放しても
どれだけ着飾っていても
気付けるのは 目の前の障害物だけ
後ろの足跡なんて 視界にも入らない
見ていないつもり
すぐ誰かが引き裂いてに来ても 非常ドアはまだ在る
感染される前に
飛び越えればいいのだから
鎧を着てても
自分の中に在るくだらないモノなんて
落ち着くはずない
どれだけ視線を手放しても
どれだけ着飾っていても
気付けるのは 目の前の邪魔モノだけ
後ろの足跡なんて 視界にも入らない
全てを吐き出して
|
|
|