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夢
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作詞 ツキ |
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夢をみました。
あ、友達だ。
「ねぇ・・・・・」
「死になよ」
心臓の音が聞こえた。
「え・・・・・・・」
「クス・・」
何?どういうこと?
「あっちょっと待っ・・・・」
「プイッ」
何が・・・起きて・・・・
あ、お母さんだ。
「お母さ・・・」
「早く死になさいよ」
お母さん・・・!?
「お・・母さん・・?」
「ふっ」
引き止める勇気もなかった。
「はっ・・はぁっ・・・」
息がうまく出来ない。
あ、好きな人。
この人はきっと違う。この人は・・・・
「ねっ、ねぇっ・・・」
「にこっ」
「ほっ・・・」
やっぱりこの人は―\―\―\―\・・・
「まだ死んでなかったの?」
「・・・ぽたっ」
その言葉と同時に涙がこぼれた。
闇がおそってきた。何かが自分をつかむ。
「・・・・やめてっ・・。放してよっ・・!!」
ねぇ誰も私の死を止めてくれないの?私の居場所はもうないの!?
誰でもいいから・・・誰か・・・・・・・!!
「スッ」
誰かが手を差し伸べてくれた。
「あ・・・」
上を見上げたその瞬間。
「死ねばいいんだよ」
「ザッ」
鋭いナイフで引き裂かれた私。
目を開いた後、私は生きれるだろうか。
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