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キャンバス
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作詞 quii |
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白黒に赤を混ぜて
絵筆の先を折る
足掻くようにも見せて
影さえも溶かした
手荷物は君の絵
首に切れた輪
汚れた足に浮く
憂鬱な痣を蹴って
白になぐる
此処にない色を
見つける為に黒を
溶いてぶつけて
堕ちて更に
床さえも汚した
芸術すらただの
虚無の象徴で
破った紙は
何色だったか
ただ見えるのは
手のひらの黒色
あぁ
手荷物は君の経
首には切れた葉
汚れた葦に浮く
憂鬱な赤を消して
両手を君に
撫で付けるように
黒で君を
塗りつぶすように
闇の中へ葬るように
まだ重いのは君の絵
首には赤い輪
汚れた足に付く
憂鬱な赤は消えず
愛はまだ消えず
過去はまだ
消えず
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