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通学定期
作詞 どぶはまり
デッドゾーンの電車に滑り込み
駅からずっと走り続けて
息切れしたまま階段を上がるんだ。

教師のいる教室、
呆れ顔の君はいつも通りの言葉を吐いて
罵倒された俺も言い返すんだ。

互いにニヤニヤ笑いながら。

些細に見える一瞬の真実に気付いて
初めて自分に言い聞かせたよ。

忘れない。
忘れないんだ。
この戻らない時を。

君と二人、
心に刻んだ思い出を。


重たいカバンを肩に引っ掛け
駅までずっと走り続けて
息切れしたまま階段を上がるんだ。

生徒のいない車内、
疲れ顔の君はいつも通りの弱音を漏らし
優位にたった俺は馬鹿にするんだ。

互いにクスクス笑いながら。

些細に見える一瞬の大切さを思って
再び自分に言い聞かせるよ。

帰らない。
帰らないんだ。
この戻らない時は。

君と共に、
心に秘めた思い出は。


いつまでも
光りつづける
この大切な瞬間。

そんなことを思いながら
明日もきっと遅刻するんだ。
明日もきっと戻らない一瞬を紡ぐんだ。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 通学定期
公開日 2006/05/02
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 学校生活
コメント 些細に見える一瞬の真実に気付いて初めて自分に言い聞かせたよ。
どぶはまりさんの情報
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