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鹿オドシ
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作詞 VヴィクトリーV |
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外見に拘ろうなんて
甘えた考えで社会に参戦
腹黒い性格で三日坊主
時間は滝の如く流れてく
毎朝同じ時間に目覚め
目覚まし蹴飛ばし出勤
忙しさにグルグル回され
気付けば残業 朝帰り
帰り道佇む街灯見上げて
ベンチに座って目を閉じれば
コォン♪カコン♪
鹿オドシの音が響く
景色を見渡す暇もなく
季節はすぐに巡ってくる
歳を重ねて気付いた事は
無くした夢と幼い自分
溜息数えて広場を歩き
考え事しながら独り言呟く
突然の雨に体を冷やされて
逃げた先には子猫が一匹
冷たい体を寄せ合うと
馴染み深い鈍い音広がる
コォン♪カコン♪
優しく轟く鹿オドシ
夕立に写る七色の虹に
隠した思いを掲げよう
「遠回りしたっていい」
明日は未来に
繋がっているから
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