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lose you
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作詞 斗 |
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全てが思い通りだった
なのに
目から水が溢れ出す
「楽しい」を
全身で感じ取りたくて
指先で確かめたいと
喉から放つ 無数の言葉
「嬉しい」と
心からそう言いたくて
自分を満足させたいと
器用に零れる 嘘の笑顔
誰にも負けないほどの
優越感を 味わったつもりで
思い出してみる あの日の私を
泣いている 泣いている
初めてあなたを失って
やっと気付いた 涙の重み
今でも跡が 残ってると
「どこへも行かない」
わかっていても
遠すぎるの
見えていたって
もう一本 道が分かれてたなら
あなたは 泣かずに済んだと
信じてた あの日が来るまで
辛いのは いつだって
私じゃなくて
あなただったのに
堕ちてゆくのは
決まって 私だったこと
いつからか
わかってた
本当は怖くて 仕方なかったけど
引き裂かれた 私に
大丈夫だと 諭していったのは
昔と変わらず
不器用なあなたの掌だった
立ち止まってられない
思い出そう
まだ 芽生える前の
僕たちを
やり直せる
胸の奥で決めている
視線の先には
あなたがいると
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