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ディオニソ\スの快楽
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作詞 EmptyDoll |
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与えられた一つの小部屋
純白 秩序の空間
美徳を描き出せという難課題
床に置かれた絵の具と絵筆
色鮮やかな油絵の素
こいつで真実を描けと言うのか
こんな物ではダメだ
もっと私に合う色は無いか?
そう たとえば 純血の赤
不秩序と狂乱の世界
真実を色取る為には
創られた色ではダメだ
過去の偉人の手法を探ろう
秘技受けし者ミュステスのように
偉人ゆずりの絶対精神
赤のために身を切裂く
秩序の空間が乱れ始めた
止まらずに吹き出る赤
霧掛かる視界の世界
理想の空間が広がり始める
こんな事では死なぬ
まだだ まだ何かが足りないな?
あぁ あれだよ 葡萄酒の藍
躍動感と情熱の世界
秩序の破壊の為なら
命の器などくれてやる
また新たな器を賜ろう
二度生まれたディメトルのように
藍だ 藍が足りない
舞い踊る遊宴の使徒よ
直ぐ 今直ぐ 酒を差し出せ
これだ これなんだよ
酒浸しの血塗られた部屋
さぁ 完成だ 私の世界
葡萄酒と純血の世界
アポロンと対を成す美徳
腐臭と快楽のコントラスト
この部屋見る者 皆こう呼ぶよ
ディオニソ\ス的芸術作品
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