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花火大会
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作詞 ぽこぺん |
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「花火大会」
作詞/ぽこぺん
電車に乗ってでかけた
駅につくと 浴衣姿の女の子がたくさんいる
今日はこの街で大きな花火大会がある
色んなところから 人が集まってくる
僕も待ち合わせの場所に
さっきまで明るかった空に
ヒュルヒュルと 音をたて白い尾引き飛んでいく
大きな大輪の花火が一面に広がる
待ちにまった 花火大会の始まり
僕も待ち合わせの場所に
次々と広がる 夜の空に
人々のどよめきと拍手の中 真夏の夜の幻想
僕は独りで空をただ見上げていた
君と待ち合わせの場所で
まるで、責められているようだ
一人で来る場所じゃないぞと
僕は一人じゃないよ
待ち合わせをしているだけなんだ
ハートマークの花火が
どうだ?どうだ?といわんばかりに夜空を染める
周りを見わたすとカップルばかり
大丈夫 彼女は少し遅れてるだけのこと
この待ち合わせの場所に
時間がたつにつれて花火は盛大に
連発連発 大きい花火の大連発
周りの人たちはその花火に
顔を照らされ幸せそうだった
やがて、花火大会が終わり
人々が動き始めて
僕は一人うごけない
アナウンスが流れ終了を告げてる
だって 待ち合わせなんだもの
待ってなきゃならないんだ
どうか、どうか
終らないで下さい。花火大会を
大きく咲いて 散っていくのが
それが打ち上げ花火の良さだったのなら
僕はチリチリいつまでも続く
せんこう花火が好きになりそう
人もやがてだれもいなくなり
僕は空を 夜の空を見上げるしかなかった
下を向くと何かが こぼれていきそうで
この一人で過ごした場所に
大きく咲いて 散っていくのが 花火
知らずに待って 待ちつづけてるのが 失恋
咲かせることができなかった僕の恋も終わる
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