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ブラックコーヒー
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作詞 安芸いろは |
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出会った頃の純情も
あの日の思い出も
全てここで飲み干してから 終わりにしましょう
これ以上貴方に迷惑かけないように
人の少なそうなコーヒーショップを選んだ
少しでも長く貴方といられるように
熱いブラックを頼んだ
後悔なんて無いわ なんて言いながらも
白いミルクの渦を小さなスプーンで誤魔化したり
とめどなく時を刻む時計を憎らしいと思ったり
角砂糖と涙を一粒ずつ落として丁度良い
24時のベルが店内に鳴り響く
カップの底に染付いた悲しみを舌で拭い取ってくれたら
愛の苦味残る舌先から零れる言葉の意味
もうひとときだけ気付かないふりをさせてくれたら
OPENの看板が外される頃
2人は同時に席を立った
入り口の前で最後の口付けを交わして 終わりにしましょう
お互いにもう二度と振り返らない事 約束して
じゃあ、サヨナラ と言った
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