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嘘つきが語る案外本当の話
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作詞 ヴォノ |
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自分の弱さを知った
"自分の弱さを知れば強くなれる"
そんな気がしていた
追い込まれるとさらに弱くなった
探していたんだ それも無意識に
自分より不幸な人間を探してた
…いた。 見つけた よかった…。
…自己嫌悪。
天秤に掛けると絶対に自分が重い
それが当たり前だけど それでも
それでも綺麗事をサラリと言える自分でいたい
今度は、自分の強さを知った
相手の目を見てウソがつけた
自己防衛のウソでヒトを売った
"…騙される方が悪い"
そう言って自分を騙してんだな
こういう人間が一番嫌いだったのにな?
人間は変わるものさ ゆっくりゆっくり
時代に合わせたらこうなっただけさ
自分で望んだわけじゃないさ?
周りに合わせて変わっていかなきゃダメなんだ
本当はちゃんとできる人間なんだ
ただ、やるのが面倒なだけなんだ
ちょっとだけ都合のいい人間なのさ
結局
言い訳だけなら売るほどあるのに
自分は何を頑張ったんだろう?
涙を流して 声を枯らして 嗚咽して
そこまでして
そこまでして悔しがれるくらい何かしただろうか?
ここまでなら何度も考えたさ その先さ
不幸な他人探している自分が悲劇的な人間さ
そんな自分が大嫌いだね
自分が嫌いなのに他人が愛してくれるはずがない
自分を好きにならなきゃ
大きな欠点があっても黒字にならなきゃ
愛すべき自分になるんだ 好きになってやるんだ
そもそも自分は追い込まれちゃいないんだ
紙にでも書いてみよう。
すごく楽しかった事。
すごく苦しかった事。
案外、楽しい思い出ばっかり出るもんだな…?
やっぱり自分は都合のいい人間らしいや
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