|
 |
|
今冬の空間
|
作詞 kaminote |
|
凍える彼女は一人で唄を歌ってる
そうすりゃこんな寒さなんて消し飛ぶと信じてる
今冬の今は息が凍結する
だけどそれは遊び道具だと彼女はずっと信じてる
ここの世界に夏は来ない、ここの世界に行事はない
凍える彼女は一人で唄を歌ってる
コンクリートの空間で椅子に座り目を閉じ詠う
彼女の心は鉄心石腸だ
寒さなんて無いかのように自分で作った唄を歌う
あぁ、そうやっていくつもの時間の狭間が過ぎる
あぁ、自分に出来る事は唄で体を温める事だけ
彼女は唄を止める事が出来なかった・・・
彼女はそこから一歩も動けなかった・・・
動く細胞はもう顔の部分だけだったからだ。
代言相互もハイテヤロウという唄があった
彼女はずっとその唄を歌っていた
|
|
|