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デザートメロディ
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| 作詞 霧闇 |
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愛しさや 喜びとか
『君さえいれば生きていける』とか
戯れ言だと気づいたのは
何故こんなに遅かったのだろう
君の呼吸はすぐそばにあるのに
君は俺を愛してくれるのに
苦しい 苦しい 苦しい
痛い
抱きしめながら目を閉じた
瞳の裏で蹲って震えてる
小さな自分を蹴飛ばして
必死に目をそらしている
悲しみと 暗闇とが
『頼む、助けに来てくれよ』なんて
戯れ言だと突っぱねて
何故こんなに悲しいのだろう
君の瞳はすぐ傍に在るのに
君が俺を見ていてくれるのに
悲しい 悲しい 悲しい
痛い
この脳を今駆け巡る
痛みの意味が悲しくて震えていた
汚い自分を蹴り殺し
ただ痛みを堪えてる
殺してしまった俺の死体が
未だ泣き止まないのを見ていた
亡骸が微かに呟いた
｢誰にも、助けてもらえなかった｣
俺の汚い醜い小さなクズのような
弱い俺という名前の心の奥の真実が
死んでしまった
君の手でも俺の手でも、届かなかった
抱きしめながら目を閉じた
瞳の裏で死にながら泣いている
小さな死骸を蹴飛ばして
必死に目をそらしている
泣きながら
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