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失った 愛
作詞 流世
重すぎる愛は
二人をすれ違わせてしまう
向き合った斜線は
重なり合ってしまえば遠く離れてゆくように
もう二度と交わることはない

いつからこうなってしまったのだろう?
灯りもつけない部屋で
二人はそっぽを向いたまま考える
夢を追えば追うほど
きみは理解してくれなくて
あなたを想えば想うほど
何故かわたしは泣けてしまう

どうして出逢ったままの気持ちでいられない
分かち合うことも限界があるのか
そう思えるぐらい 心は遠く

愛し合った二人は
今はもう終わらせてしまう
背中合わせに立って
お互いの正面に向かって真っ直ぐに進んでいくように
もう二度と振り返ることはない


朝 起きて
隣にはぬくもりのないシーツ
あなたが仕事でいないとき
わたしは鍵をポストに入れて出ていった
一緒にいても涙が溢れたけど
こうして離れても泣けてしまうのね
ありがとう 愛してた

家に帰るのが憂鬱で
帰ったのは星も眠る時間
きみを見るのが辛くて
けれど ポストには鍵がひとつ
真白なシーツにきみはいなくて
綺麗に掃除された部屋が寂しかった
愛してたよ さよなら


二人で作った朝食や
きみがいれた熱めのお風呂
ぼくが干したシーツで抱きあった
あなたがいれた苦めのコーヒーが
わたしの唇の味になりました


愛してた それは過去のことで
もう 愛を囁きあうのは終わった
二人はもう二度と会うことはないのだから…

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 失った 愛
公開日 2006/03/26
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 失恋
コメント すれ違う二人の心は深く…そんなイメージをうまくだせるようがんばりました。
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