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虚の鏡
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作詞 ドクダミ |
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自分に洗面器いっぱいの 水をかけてみた
少しだけ溶けてゆく気持ちになった
自分の両手にたくさんの 思い出乗せてみた
今までに色んなことが起こってた
鏡の中の自分と手を合わせて
確かめたかったのは 掌の温かさ
罅の入った鏡が 僕の顔を壊した
急に涙が出てきて 止まらない
ぎゅっと握った欠片が 僕の右手汚した
赤色かを確かめてみたかった
自分の心中にぽっかりと空いた場所の穴埋め
今までは色んなことを拒んでた
鏡の中の自分をじっと見つめ
確かめたかったのは 涙の乾く早さ
割れて砕けた鏡が 僕の身体壊した
急に涙は止まって 動けない
ずっとしまってた物が 僕の中で溢れた
赤色とか 隅から隅まで
周りに散らばる破片 僕の全て映した
急に何か抜けて 倒れそう
そっとしまってた物も 僕の中で溢れた
ホントの事とか 嘘の事とか
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