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受験を終えて
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作詞 朝匡 |
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急ぐ事に夢中になりすぎてたあの頃
まるで周りが見えていなかった
付いていくのに精一杯で
抜かされないように肩張って生きてた
走っている時は不安でもどかしくて
立ち止まる事が怖かった
振り返るなんて以ての外だから
目を瞑るしかなかったんだ
だけどほんとは支えられてた守られてた
それは確かに目に見えないものだけど
他の誰でも気付いてた
自分は気付こうとさえしなかった
走りきって一休みしてふと見ると
後ろには何も残ってなくて
前にも何も見えなかった
ここにいるのは自分だけたった一人
後悔なんてするもんじゃあない
悔いが残ってもやり遂げた事が大事なんだ
そういわれればそんな気も
だけどそんな言葉じゃこの心の穴は埋められない
離れて気付く事の重大さは
取り返しの付かない過去の記憶
嘘をついて意地をはった人間の
惨めな結末そのものだった
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