|
|
|
なんだっけ・・・・・
|
作詞 小豆色 |
|
恐い夢を見てしまった
息が止まるほど恐かったけど 続きを知りたくなった
恐くてたまらなかったけど
意外とグロテスクじゃなかったなぁ・・・・
なんか つたなくて
なぜか 悲しくて
何かを思い出しそうになった
目が覚めた時には 既に太陽が空を登り切ってた
ベッドの横の窓は開けっ放しで
薄っぺらい毛布が愛しく思えた
窓の外には 空と雲と建物しか見えなくて
お向かいさんの飼い犬の声と
ドコにいるのか分からない 子供達の笑い声が
マンションの谷間から響いてきた
夢の中の僕は
今にも人食いの怪物に殺されそうになってた
とてもとても 奇妙な気分
自分が生きてる事は 奇跡って感じがする
映画みたいにいきなり殺人鬼が来る事もないし
夢の中のように怪物も出てこない
とてもとても 奇妙な気分
何故 僕は生きていられるの
何故 涙は溢れてくるの
何かを思い出すからだろうか?
たまに 思い出しそうになるけど
「何を?」って聞かれると
困る事しかできないんだけど
まじめに「自分の前世かなぁ?」って答えたら
「それもありかも」って
明らかにふざけた態度で返された
僕は夢を見て思い出すんだ
それも決まって 自分が殺されてしまう夢で
あぁ なんか
それって 寂しい気もするなぁ
思い出したい
何だったっけ
なんで泣きたくなるんだっけ
忘れてるのかなぁ
忘れちゃったのかなぁ
それは掴めるモノだったっけ
愛していたんだろうか
目に見えないモノかな
それは “幸せ”だったのかな・・・・・?
|
|
|